このブログを検索

2014年2月1日土曜日

LibreOffice 4.2 登場、新しいアイコンテーマ、OpenCL への対応など

【注意】以下の文は、OMG! Ubuntu! の記事を翻訳したものです。翻訳に誤りやずれがあるかもしれません。
LibreOffice 4.2 Arrives With New Icon Theme, OpenCL Support And More
(本家掲載日時:2014年1月30日〈現地時間〉)

LibreOffice 4.2(世界で最も人気のあるソース公開型のオフィススイートの最新版)が公開されました。

The Document Foundation は今回の更新で「性能や相互運用性の向上が大きく見込まれる」と述べています。変更履歴を大まかにでも見ていけば、上記の引用文がむしろ過度に控え目な表現だとわかるでしょう。

大きな変更点
GNOME Shell では Application Menu が統合され、一方 MATE や XFCE では、その環境本来の「開く/保存」対話窓を使えるようになります。

LibreOffice 4.2 には真新しいアイコンテーマも含まれています。フラットでモノクロの "Sifr" といい、[ツール>オプション>表示]から有効にでき、アプリ全体によりクリーンで、洗練された外観を与えます。


また、スタート画面が再設計されました。サイドバーにはスイートの様々な中核アプリへのランチャーが配置され、右側では最近編集した書類の予覧もできます。


その他の変更点:
  • Calc での性能の大きな向上
  • DOCX および RTF に関する相互運用性の向上
  • AbiWord 書類や Apple Keynote 提示発表に関する取り込みフィルタ
  • 「高度な設定(詳細設定)」から呼び出せる「上級者向け設定」
  • 一新された書類スタイルセット
  • OpenCL への対応
  • 対話窓や UI への様々で細かい調整

目に見える変更点は他にも沢山あります。この投稿で紹介したのは、数多くある変更点のうちのほんの一部です。新着点や向上点を全て確認するには、LibreOffice サイトへどうぞ。

LibreOffice 4.2 の受包
LibreOffice 4.2 は libreoffice.org から受包可能です。また今年公開の Ubuntu 14.04 LTS に同梱されます。版数 4.2 の開発ビルドを含む、Ubuntu 13.10 用の事前公開 PPA も同様に利用可能です。


言い換え
open-source=源譜(ソース)公開型
office-suite=事務電譜一式
dialog(-box)=対話窓
desktop=机面
presentation=提示発表
flat and monochromatic