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2012年1月4日水曜日

秀和システム、野田ユウキの書いた本には誤植が多すぎる

【書籍名】Windows Server 2008 パーフェクトマスター(2009 年 1 月 1 日、第 1 版 第 1 刷)
【著者名】野田ユウキ、アンカー・プロ
【出版社】株式会社 秀和システム
【ISBN】978-4-7980-2152-2
【ページ】shuwasystem.co.jp/products/7980html/2152

今更な話だが、この本には誤植がかなり多い。その数何と 89 個(全 734 ページ)。誤植の種類も様々で、単純な誤字(スペルミスを含む)、補語の誤り、英字の語順の誤り、スペース忘れ、脱字、脚注忘れ、専門用語や名称の誤りなど。「×規定⇒○既定」「×適応⇒○適用」などの判りやすい誤りから、「適適的」など正しい語句が不明な誤りまである。校正はしっかりと為されているのか。

「×規定⇒○既定」などの誤植は、前後の文脈や国語常識から正しい語句を推測できるので、まだ許容範囲内だ。しかし、コードやコマンドだと事情が異なってくる。例えば Windows Server の UNC パス表記が誤っていると、初心者は正しいパスを判定できない。また、指示通りに操作しても意図した操作が実行されないかもしれない。

「細かいことは気にするな」と思うかもしれないが、この野田ユウキ(カタカナきめぇ)はモノ書きで、この本は世間に広く流通するもの。ましてや、重要なコマンド操作を誤ったらファイルを殲滅してしまうかもしれない。まあ、内容があるから買ったことを後悔してはいないが。

誤植の内容は次のファイルを参照:

以下のレビューも参照:
Word & Excel 2010 パーフェクトマスター - Amazon