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2011年10月24日月曜日

【OMG! Ubuntu! 翻訳】Ubuntu で使う代替の端末エミュレーター 5 選

【注意】以下の文は、OMG! Ubuntu! の記事を翻訳したものです。翻訳に誤りやずれがあるかもしれません。
Five Alternative Terminal Emulator Apps for Ubuntu
(本家掲載日時:2011年10月22日〈現地時間〉)

多くのユーザーにとって、今日存在する輝かしい Linux ディストリビューションの多くでは、完全ではないにしろ端末の使用を大部分避けられるのは快いことでしょう。しかし、なかにはコマンドラインによる直接的なユーティリティーを愛する人たちもいます。

またある人たちは、仕事を効率的に成し遂げるには Linux 端末が必要だと考えています。

デスクトップから Linux 端末にアクセスする際に使われるアプリは、端末エミュレーターとして知られています。例えば、Ubuntu の最新安定版に収録されている既定の端末エミュレーターは Gnome Terminal と呼ばれています。

Gnome Terminal は仕事をこなす一方(見落とされやすい便利な機能もあります)、設計の性質上、少々満足できない部分もあります。しかし、大丈夫です。というのは、様々なユースケースが様々な端末エミュレーターを生むのです。どれが自分の特定のニーズに合うのでしょうか?

Terminator
複数のウィンドウでタブの利用が急増していますが、プロセスを何個か一度に見たいときはどうしますか? 例えば、ファイルシステムや manpage を参照しながら、同時に構成ファイルを操作する必要があるときはどうしますか?


スクリーンを数多く所有していて端末の操作にかなりの時間を割いている場合には、タイル式の端末エミュレーター Terminator は特に有用です。必要な分だけメインウィンドウを分割できます。これにより、同時に Terminator のインスタンスを一つ開くだけで済みます。


Tilda
Tilda は変更可能な「Quake スタイル」の端末エミュレーターで、変更可能なキー(デフォルトは F1 キー)が押されると、デスクトップの上部からスライドダウンしてきます。


簡単に言えば、Tilda の強みは必要になるまでは画面には現れない点です。便利なことには、必要なときにはメニューを検索してアプリを起動することなく現れます。APT を使ったパッケージのインストールや削除など、一度限りですぐに済むようなタスクを行う際に特に便利です。ただし実際には、これらすべてのことは、ここで 言及した Quake スタイルのアプリ全般にも言えることです。Tilda を差別化している要因は、ユーザーが変更可能な設定群が、より複雑なタスクに対応できる柔軟性を生んでいることです。

具体的には、「最大化」できるようにサイズを設定できたり、スクロールバーのオン・オフを切り替えられたりします。また、あることをすれば外観が非常によくなります。外観(透明度・向き・枠線・アニメーションなど)は好みに合わせて変更できます。

Tilda のインスタンスを右クリックして、開いたメニューから設定(Preferences)という項目を選択すれば設定ツールにアクセスできます。


新しいバージョンの Tilda はかなり長い間リリースされていないことを特記しておきます。

Guake
Guake は Tilda と機能面で似ていますが、"eye-candy" 要素が少なく、設定可能な項目が少なめです。とは言っても、Tilda が備えていない機能も何個か Guake は備えています(多くの Yakuake ファンが使い慣れているであろう、タブを切り替えるキーボード・ショートカットなど)。

右下隅のハンドルでクリック・アンド・ドラッグによるリサイズができます。また、ユーザーは設定でメインウィンドウの高さを設定できます。ウィンドウ枠を消せないのは些か残念ですが、スクロールバーはオン・オフを切り替えられ、透明度も調整できます。



Stjerm
Quake スタイルの端末アプリ Stjerm は見落とされがちなようです。それはおそらく、コマンドラインの入力やテキストファイルの編集でしか設定を変更できないためでしょう。

とは言え、Stjerm が提供するオプションは Guake や Tilda のものに匹敵します。また、非常に軽量であり、フルスクリーンの状態を切り替えるオプションやタブ UI も備えています。タブ操作やフルスクリーンの切り替えに使うキーボード・ショートカットは歓迎すべき機能追加で、いくつかのアプリにとって、これらの機能の欠如はディールブレイカーになることでしょう。Stjerm は Ubuntu のスタートアップと同時に起動するように設定でき、その際のパラメーターの組み合わせも自由です(「自動起動するアプリ」に追加します ^1)。これにより、起動オプションを憶えなくとも問題はありません。

^1. ダッシュで gnome-session-properties と検索。


Unity から Stjerm を起動して、Stjerm の表示・非表示を切り替えるトグルキーに F1 キーを指定するには、Alt+F2 キーを押して次のように入力します:
stjerm -k f1

いつも通りに異なる設定を体験して、自分に最適な設定を見つけましょう。


Yakuake
Kubuntu を使っている人や KDE アプリを使うのが嫌でない人には、Yakuake という選択肢をお勧めします。

KDE ネイティブでありながら、ごく最近のネットブックにインストールされた Ubuntu 11.04 上でも高い信頼性があります。また、その機能群や洗練度の点で、このリストに掲載した他のアプリほどには Yakuake は発達していない感はありますが、より活発に現在は開発されているというアドバンテージがあります。




# fall short - (予想・標準・要望)を満足・達成していない

# simply put - 簡単に言えば

# one-off - 一度で済む、一度限りの

# quite a while - かなり長い間

# in terms of A - A に関して、A の点から、A の見地から